静岡散策

くみちゃん

2015年02月10日 18:00

素晴らしい眺めの富士山です

本日は主人が静岡方面に出張でしたので、便乗して付いて参りました
二人で車にての移動、そしてお仕事後そのまま京都へと走っちゃう予定です


藤枝駅

こちらの駅で降ろされました。
主人の仕事が終わるまで、日中一人で時間潰し。

京都のことを調べたり、本でも読んで過ごそうかと図書館を訪れたのですが
こ〜んなにいい天気
屋内で過ごすのは勿体ないと思い、早々に図書館を出発。
そういうと昨年、お茶のお教室の先輩が静岡旅行をされてらして
LINEにていくつか茶室の画像をUPして下っていたな
ということで、その中のひとつ、駿府城公園内になる紅葉山庭園に伺うことにしました。


JR静岡駅まで移動し、静岡県庁の脇を通り駿府城公園に向かいます。



駿府城公園

三重の堀と美しい石垣に囲まれたていた駿府城の跡地公園。
駿府城は1585年に徳川家康公が築城し、
江戸に移るまでの4年間と大御所時代の10年間を過ごした地。
平成24年4月1日をもって「駿府公園」から「駿府城公園」へと名称が変更になったそうです。

公園東側にある富士見芝生公園からはこのような美しい姿の富士山が見渡せます。


富士山アップ

あまりの美しさにしばし足をとめて見入っておりました。


坤櫓(ひつじさるやぐら)

2014年に南西角に復元された坤櫓(ひつじさるやぐら)
同年4月3日から公開。折角なのでお邪魔してきました。


家康公の銅像

鷹狩りをされている凛々しい家康公です


家康公お手植えのみかんの木



天守閣跡



紅葉山庭園

2001年秋に公園内に紅葉山庭園も出来たのだそうです。


扁額

徳川宗家第18代・恒孝さんが書かれたもの。


垣根

門を入ってすぐ、京都・銀閣寺の垣根を模したものだそうです。


まずは四阿を横に「里の庭」が広がります。

無料音声ガイドをお借りして園内を回りました。


梅の花も随分咲いていました。







三保の松原を表現した州浜の「海の庭」

箱根越えの石畳を思い出させる玉石の延段と、伊豆の代表的な風景である城ヶ崎・七滝・石廊崎・堂ヶ島・三滝・大瀬崎を池の石組みで表現した荒磯周辺の先に、築山で表現された富士山と三保の松原の州浜が美しいです。


ツタのからまる樹木が茂る山間の小径「山の庭」

爽快な滝があります。


立礼席にて呈茶サービス



店内



お軸



お呈茶は全て510円での提供

煎茶・玉露・抹茶・紅茶。それぞれに合うお菓子も添えて。
私は朝比奈玉露と和菓子のセットを頂きました。


ゆずあんの紅白梅最中



朝比奈玉露

静岡市西隣、岡部の朝比奈川流域は、宇治、八女と並び、
玉露の三大銘茶産地といわれているのだそう。
摘み取る半月以上前から茶園に被いを掛けることにより、
特有な風味が醸しだされる朝比奈の玉露。
甘みがありとても味わい深かったです。


〆にほうじ茶

お天気はとても良いですが、なんといっても2月の外気は冷たいもの。
ほっこりと暖をとらせて頂きました。


茶室入り口




                   



「雲海」玄関

日本建築の伝統美と風趣をたたえる数寄屋造りの茶室「雲海」
木の香漂う心やすらぐ空間は、茶の湯をはじめ、生け花や句会など、
伝統文化に親しみ未来へと継承していく場として多目的に利用が可能だそうです。


つぼつぼの唐紙障子

(Tちゃんが見たら喜びそうだな)


広間・床・付書院

雲海というお名前に因み、お部屋には「霞」や「雲」が
表現された細工が施されていました


廊下

庭の緑と自然光が優しく差し込む入側


静月庵に向かうまでのこの長い廊下は露地をイメージして作られているそう。



静月庵(せいげつあん)

五畳半の小間「静月庵」には、時を超えて佇む草庵のような趣が漂います。
ひととき日常を離れ亭主と客が対峙してもてなす、本格的な点前をお楽しみください。


※お申し込みをすれば、茶室利用も可能とのこと。


躙り口と貴人口とを持つ素晴らしい茶室でした。


山から里へ、高低の変化も楽しい「山里の庭」

茶畑に見立てたサツキの畝と芝に囲まれた築山は、
駿河の国の象徴・富士山を表現したものだとか。



昨年秋、Kさんがご訪問なさった際のお写真では
この茶畑に見立てたサツキの畝は緑色をしていたように思います。
冬の時期になるとこのような紅の色に。
5月頃には綺麗なお花で彩られるのでしょうかねぇ


紅葉山庭園の中心にあり、中腹の展望台からは庭園全体が見渡せます。

先程伺った立礼席のお休み処、茶室も向かうに見えます。


遠くにそびえ立っているのは静岡県庁舎別館です。



庭園をぐるりと回って最初の四阿に戻ってきました。

菖蒲の頃はまた素晴らしい風景が望めることと思います。


東御門

1996年には東御門が完成。
市制100周年記念事業として地方博覧会「SUNPU博'89」が開催された1989年には
二の丸東南角に巽櫓(たつみやぐら)ががそれぞれ伝統工法による本建築で復元され、
内部は資料館として公開されています。


巽櫓資料館にて「城下の模型」




「駿府城模型」

大御所時代の駿府城を再現。五層七階、勇壮な天守閣模型


「お茶壺道中」

東御門・巽櫓、そして紅葉山庭園共通券を利用し(大人300円)
訪れて参りました。

平成27年は、静岡市でき徳川家康公薨去400年を迎えるにあたり
家康公400年祭を開催し、徳川ゆかりの駿府城公園を巡るスタンプラリー開催中とのこと。
三箇所回れば景品が貰えるということで、私もちゃっかり頂きました

↓四百年祭記念のボールペン



お堀の外からの巽櫓の眺め



「わさび漬け発祥の地」のモニュメント



弥次さん喜多さん像

弥次さんは静岡出身の方だったんですね。


そして静岡県庁舎別館。

立礼席にて
「県庁別館21階の展望室は無料で開放してます。是非帰りに登ってみてくださいね。」
とご案内頂きましたので、展望室に上がってみます。


先程まで散策していた駿府城公園がすぐ下に。



富士山の眺めも抜群です。



ビューティフル


静岡の消火栓



てくてくと静岡駅まで戻って参りました。
北口駅前広場には竹千代君像(少年期)



徳川家康公像(五カ国時代)

共に平成21年3月19日完成だそうです。


久能山東照宮・国定指定記念之碑

静岡駅周辺を堪能させて頂きました。



夕方、藤枝駅に戻ってきて・・・・駅前に足湯発見

(ストッキングじゃなかったら、きっと入ってたなっ)


治一郎・ASTI藤枝店

治一郎さん。静岡浜松名物だったのですね〜。
こだわりの卵を使ったプリンをお土産にしました。



そして主人と合流。
折角なので、ここ藤枝(朝比奈地区)のお抹茶をお土産に購入しようかということになりまして
丸七製茶自家製菓子工房・ななやへと立ち寄りました。



お抹茶を自宅用とお教室用に1缶ずつ購入。


イートインあり。いろんな種類のジャラートがケースに並んでいました。
お抹茶シリーズ(藤枝産静岡抹茶)はNo.1からNo.7まで段階があるそう。



そして最近テレビでよく取り上げられているというプレミアムNo.7ジェラート



勿論わたしは一番人気のプレミアムNo.7頂きました

実は他のものよりNo.7は200円もお高い
さすがはプレミアム
「ここまで抹茶が入ったジェラートは世界中どこにもない!」まさに究極の味。
と言われる世界で一番濃い抹茶ジェラートです。

まさに「お濃茶」の冷たいものを〝食べてる〟といったものでした。
これは絶品デリシャス


主人は玉露アイス



玉露に抹茶。静岡の名産を味あわせて頂きました。
こ〜んなに濃い抹茶アイスを食べたので、ドライブでの眠気は全然だわっと
思っていたけれど、なんのなんの、しっかり船を漕いでおりました
(ある意味すごい、私の身体(^_^;))

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