京つう

日記/くらし/一般  |洛中

新規登録ログインヘルプ



スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局  at 

2015年04月16日

太宰府散策

福岡に帰省したらやりたいこと、行きたいとこICON35
いくつかピックアップしてまして、今日はその中の太宰府エリアにチャレンジしました。

「太宰府天満宮にお参りにいくこと」
「如水の井戸を見ること」
「太宰府天満宮参道横の藤丸というお店でお茶菓子を買うこと」

直方駅から太宰府駅まで路線検索をすると、乗り継ぎが悪くて2時間もかかる模様icon10
とても不便なので、両親のどちらかに車を借りて行こうかな〜と思ったら

「くみちゃん、太宰府まで運転出来るの??face08

とめちゃくちゃ心配されましてface07
(まぁ〜確かに福岡は滅多に運転しないのでちょっと不安ですけどねicon10)

結局父が用事を午前中で切り上げてくれることになりまして
三人で太宰府天満宮まで、父の運転で向かうことになりました(^_^;)


ICON118太宰府駅前



ICON118参道





ICON118東風吹かばの歌碑

「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」
[訳] 春になって東風が吹いたなら、その風に託して配所の大宰府(だざいふ)へ香りを送ってくれ、梅の花よ。主人のこの私がいないからといって、咲く春を忘れるな。



ICON118御神牛

やっぱりお牛さまはいらっしゃいますよねICON165


ICON118太鼓橋

この二重になった太鼓橋を渡ると太宰府天満宮に来たな〜という気持ちになります。


ICON118楼門



ICON118御本殿

左手に「皇后の梅」、そして右手に「飛梅(とびうめ)」

菅原道真公を追ってはるばる京都から太宰府まで飛んできたという伝説の梅。


こんなに立派な梅の木です。

両親と記念にパチリICON141

受験生が御本殿にお参りした後は必ずと言っていいくらい、
この「飛梅」の木札の前で写真を撮るICON35
受験シーズンはそれはそれはもう争奪戦のような勢いですが、今は落ち着いていますface02

そういうと姉の高校受験の際に家族四人でお参りに訪れたなぁと。
この飛梅の前でもみくちゃにされた記憶がありますface03


ICON118黒田官兵衛ゆかりの「如水の井戸」

福岡藩主黒田長政の父・孝高(如水)は、天満宮を深く崇敬していて、
此処に草庵を建て、二年間の隠棲の際にこの井戸を使用していたそうです。


傍らには眼薬の木も



境内には多くの梅の木があり、梅の実が随分と大きくなっていました。



東神苑から下ったところからの太鼓橋の眺め


結婚してすぐの頃に楽団の仲間と来て以来ですから、約15年ぶりくらいの太宰府天満宮訪問でしょうか。
小さな頃は「だざいふ遊園地」にも連れてきてもらったなぁと・・・
その時々の記憶が蘇り懐かしく感じました。


出来立ての梅ヶ枝餅を味わおうということで、参道のお店に入りました。
九州展などでもよくお馴染みの「かさの家」



横に併設されたカフェにお邪魔しました。



ICON118店内の様子



私たちはこちらの個室にご案内頂きました。



テーブルには可愛らしい箸置きさん達がお出迎え



ICON118そば茶

茶托も梅の形でしたICON61


ICON118お庭



ICON118おしながき



ICON118抹茶セット(梅ヶ枝餅付き)

父と私はお抹茶で。


ICON118野立てコーヒーセット(梅ヶ枝餅付き)

母は珈琲のセット。珈琲もお抹茶茶碗にてご提供。
一瞬「えっ、これコーヒー??」と二度見してしまいましたが(笑)
同じく泡泡で、抹茶茶碗の珈琲もいい感じですねっICON64


ICON118出来立ての梅ヶ枝餅

ふ〜んわりもちもちっでした。


《梅ヶ枝餅伝説》
菅原道真の太宰府配流にあたり、太政官は「食・馬を給するなかれ」という命令を発したため、役人たちは道真に食物を与えることはおろか、口を聞くことも禁じたという。道真は罪人同様の生活を強いられた。太宰府南館老朽化して雨漏りもひどく、床は朽ち緑も落ちている廃屋状態。食事にも事欠くという悲惨な暮らしぶりを見かねた近くの老婆(浄妙尼)が、お好きだった餅を梅の枝にさして差し上げた。道真の死後、この老婆が道真臨終の地に浄妙尼寺を建立し道真の菩提を弔ったという。天神様人気の高まりで、道真の墓所である太宰府天満宮の参道には門前町が形成され、さいふ参りの土産としてこの伝説を基にした梅ヶ枝餅が名物になった。生地はもち米とうるちで中に小豆あんを入れて焼き上げたもの。素朴な味が人気を呼んでいる。

(かさの家HPより)


毎月25日の「天さまの日」にはよもぎ入り梅ヶ枝餅も販売されるそうです。


お土産に梅ヶ枝餅を10個(←母の定番)、かさの家で注文していましたが急遽変更icon10
折角なら食べ比べしようとface02と私が言い出し、別のお店で5個ずつ買うことにしました。


まずは行きがけに行列がずらりと出来ていた「中村屋」



もう一軒は「酒殿屋(さかどや)」にて購入しました。



梅ヶ枝餅・・・参道のお店ではこんな風に一個一個作っているお店もありました。

この長い棒を使って、かぱ〜んと開く様子が感動的でしたICON59


梅ヶ枝餅を堪能したあとは、菓子而藤丸さんへ。

参道から一本入った道に面しています。

引き戸を開けて奥へと進みます。



お茶の世界では結構有名なお店なのだそうです。
昨年お茶のお稽古の際にお茶菓子で頂き、私もその魅力にすっかりはまってしまった一人です。


京都の老舗菓子店のように小さなショーケースにお菓子の見本が並び
それを見ながら個数を頼むという買い方でした。
(ショーケースのお菓子は撮影お断り)

外観は新しい感じでしたが、店内は趣ある雰囲気でした。

床柱に「二月堂」っと書いてありますので、おそらく
奈良東大寺の「お水取り(修二会)」で使われた竹を設えてあるのかな。

お包みしてもらっている間にお茶と「御門の華(みかどのはな)」を頂きました。



こちらが今回お目当てでした「清香殿(せいこうでん)」

黄身も使ったメレンゲ生地に大徳寺納豆が一粒入っています。


(↑イラストは森下典子さんの「おいしさ さ・え・ら」より貼り付けicon10
勝手にすみません(>_<) でもとっても素敵なイラストばかりでお気に入りですICON60)

「清香」とは梅の別名なのだそうです。

お箱は10個入りから。バラでも購入出来ます。
10個入り一箱と季節の桜ICON144の清香殿(8個入り)をお土産にしました。


帰宅してから2軒で買った梅ヶ枝餅を食べ比べしてみました。
ICON118中村屋さんの梅ヶ枝餅




ICON118さかどやさんの梅ヶ枝餅

お餅や餡子の具合がお店ごとに少しずつ違っていて、
こうして比べてみるのもまた面白い発見でした。
他にも色々なお店が参道にあるようなので、
次回は違うお店の梅ヶ枝餅にチャレンジしてみたいと思いますface02

高速を使って片道45分の太宰府への旅icon17
市長選間近で一番忙しい時期に父には多大なる迷惑をかけてしまいましたがicon10
(父は後援会長というお役を仰せつかっているらしい)
久しぶりに両親とお出掛け出来て、とても良い思い出になりました。

帰省しても両親とどこかに観光にいくなんて殆どないことですものね。
いつも我が家の用事に付き合わせて
「駅まで迎えにきて」とか「バス停まで送って」とかばかりicon10

たまにはこうして親子で遊びに行くことも大切だなと。
これから何回両親とお出掛け出来る機会があるかわかりませんが
年に数回しかない帰省の時を大事に使えたらいいなと思いました。  
  • LINEで送る


Posted by くみちゃん  at 17:00福岡での出来事

2015年04月16日

Hanako 特別編集 京都遊び。


2015年4月16日発売
444円  
  • LINEで送る


Posted by くみちゃん  at 09:00Kindle版